1歳0か月で反抗期到来?
1歳のお誕生日を迎えた3日後。
ごはんを食べたくないと
癇癪を起して反り返りながら
号泣している息子を見て
こう思った。
親バカと言われることを重々承知で書くけれど
息子は第一子ながら
割と手のかからない方の子のようだし
周りの人から発達状況を見て「早いね」と言われることがとにかく多かった。
7か月前から、私に用があると「ママ」と呼ぶし(ママと教えていないのだけど、ママと呼ぶ)
1歳を迎える前に20歩位歩いたし
「おいしい?」と聞いたら、好きなものなら「うん」と言って
もう食べたくなくなったら、手を合わせてごちそう様のポーズで知らせる。
人見知りもなく、みんなにニコニコ愛想をふりまいて
「眠い」とか、「抱っこして」で、泣くことはもちろんあっても
泣いて反り返るとか、癇癪を起すなんてことは無かった。
なのに
1歳を3日過ぎてから、癇癪を起して号泣しだすようになった。
理由は今のところ
といったところだろうか。
食事の時なんて、1口2口で、ごちそうさまのポーズをする。
それでも口に入れようとすると号泣しだして、さらに
首を横にぶんぶん振る。
魔の2歳児という言葉があるので、てっきり反抗期というのは
2歳前後で始まるものだと思っていた。
だけど、早い子だと1歳半頃から始まるらしい。
それでもみんなげんなりしているようなのだが
わが子はまだ1歳と7日。
いやいや・・・
反抗期は、さすがに、早すぎやしないか。
10か月ころから、赤ちゃんの中には
「自分と、お母さんやお父さんとは違う」
という意識が芽生えるのだそうだ。
いや!と拒否したりするのは、
赤ちゃんの心の中に
「自分」という意識が芽生えてきた表れで
自分はこうしたい、ああしたいという気持ちが生まれてくるのだそう。
そういえば、食事中ぎゃぁーっと泣き出したときに
私が息子の口に運んでいたスプーンを手に持たせてやったら
泣き止んで口に持っていったっけ。
そのあとしばらくしたらまた泣き出したけど
冷静に順序立ててみれば
という感じだったのかな。
・・・知らんがな!!
と言いたいところだけど、
これが自我の芽生えというやつなのだろう。
今日も
泣き叫んでどうしようもなくなった息子。
それでも、授乳をすると嘘のようにピタッと泣くのをやめる。
「どこか痛いの?」
そう聞いても息子は黙って飲み続けている。
授乳の間はとても安心した顔をしているので
ふと聞いてみた。
「ねぇねぇ。
もしかして、お母さんや、他の人が
〝もう1歳だから、おっぱいとばいばいしなきゃだね〟
とか
〝1歳になるのにおっぱい飲んでおかしいよ〟
とか言うのが嫌なの?」
「うん」
えええ。
相槌打った・・・・笑
さらに聞いてみた。
「ごはんも、おっぱい飲まなくなるように食べさせられてると思ってるの?」
相槌は無かった。
さらに続けてみた。
「ごめんね。おっぱいとばいばいとか言わないよ。
まだ気持ちの準備ができていないのに、
不安になっちゃったんだね。
飲みたくなくなるまで飲んでてもいいよ。
ごはんも、食べたくないならしばらく食べなくていいよ。
そのうち食べたくなるもんね、きっと。」
「うん」
相槌・・・うった・・・・笑
ということで、偶然だとは思うが、
彼の相槌からすると
プチ反抗期の根源には、私や周りが
そろそろ卒乳させようとしていたことにあったらしい。
偶然だとは思うけれど。笑
だけど、授乳をした後、
今日宣言通りに息子の夕食を作らないで
夫と二人で食事をしていたら
私のところに寄ってきてきたので
レタスとキノコをあげてみたら笑顔で食べていた。
夕飯の時に口に何かを入れて笑顔でいる息子を見るのは久しぶりだった。
そこから
寝るまでぐずることは無かった。
今まで、天使のようだった息子。(親ばか。笑)
天使は
人間の男の子に進化を始めたようだ。
泣き叫ぶわが子を見て
思わず
「え?昨日までいい子だったのに。」
と思ってしまった。
だけど、いい子って何だろう。
昨日までのいい子は、
私にとってのいい子だった。
スプーンを口に持っていったら
「あーん」と口を開けて。
全然ご飯の量を食べてくれなくて
困らせることはあっても
癇癪を起して
泣いて食べ物を床に投げ捨てたりしない子。
だけど、これから先息子は
1人でご飯を食べなくちゃならない。
そのために必要なことは
何百回という失敗と
親の根気と辛抱なのだろう。
その大きな一歩としての癇癪と号泣なんだろう。
知らんがな!ちゃっちゃと食べろ!
と言いたいのはやまやまなんだけど。笑
親の修行の1つだと思って、気長に向き合っていこうと思う。
魔の二歳児なんて、どうなるのだろうか・・・
きっと今の悩みなんて吹き飛ぶくらいもっと大変なのだろう。笑
とりあえず2、3日はご飯をあげることはあまり重点を置かずに
欲しいだけ授乳して、お腹がすいていそうだったら何かを食べさせて
満足のいくまで、いつも以上にそばにいてあげようと思う。
息子の
心の状態に寄り添うのが何よりも大切な気がする。
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