おっぱいなしじゃ生きていけないんじゃないかと言うくらい、おっぱい命だった息子が、このたび無事に断乳することが出来ました。
断乳・卒乳ってママはかなり悩みますよね。息子のように、ご飯を1食べなかったり1歳過ぎても殆ど食べなかったり、夜頻回に起きたり。はたまた、一度断乳に失敗したりして、2歳前後まで飲んでいる子もたくさんいると思います。
私はもともと自然卒乳させたかったのですが、あまりにも夜頻繁に起きるので、断乳した方がぐっすり眠れるのかなと思い、断乳に踏み切りました。
新生児の時から、添い乳以外どんな寝かしつけも効かなかった息子が、どうやって無事におっぱいから卒業できたかご紹介したいと思います。
目次
断乳に成功した理由として5つ挙げられるので、細かく説明していきますね。
息子が断乳できた一番の要因として「運動」と「食事」があげられます。今までも外で遊んでいた方なのですが、2歳のお誕生日を機に断乳しようと決意していた私は、かなり遊び回りました。たぶん、ご近所では「あの親子、大丈夫・・・?」と不審がられるくらい、遊び回ったと思います。
朝ご飯を済ませたら遊びに行き、昼食を済ませたら遊びに行き、夕食を食べる直前まで遊び、夕飯を食べ終わったら近所を散歩するという生活をしばらく続けました。
ここでの狙いは、①親と一緒に沢山遊べる精神的な満足感②遊んでいることで気がそれて日中おっぱいを欲しがらなくなる③体力消耗です。
この時点で、あまりご飯を食べなかった息子が、人が変わったかのようにご飯を食べるようになりました。沢山運動した後、にこにことご飯を1人前食べられるようになった息子を前に、「やるなら絶対に今だ」と感じた瞬間でした。
そして、極めつけに、2歳のお誕生日の1週間前に、息子はじいじとばあばに、ディーバイクという、足で蹴って進む自転車をプレゼントして貰ったんです。
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(息子はブルーを買って貰いました^^)
このディーバイクを買って貰って、息子は変わりました。(笑)
この練習に1日の大半を費やすようになったのです。親としては「体力がおいつかない・・・本当に勘弁して・・・!」という位に練習しました。それくらい練習したので、息子本人も疲れて、断乳前、夜中起きる回数もぐんと減りました。
断乳する1週間前から、私は息子に授乳しながら話しかけました。
「○○くんは、もうディーバイクに乗れるくらい大きくなったんだね。もうお兄ちゃんだね。お兄ちゃんになったから、ご飯もたくさん食べられるようになって、本当に凄いよ。
あのね、ママね、神様におっぱいを返さなきゃいけないんだ。ママ、神様におっぱい借りてたの。○○くんはもう立派なお兄ちゃんになったから、ごはんがまだ食べられない、赤ちゃんのママに今度はおっぱい貸してあげようね^^2歳のお誕生日が来たら、おっぱい返そうね。」
おいおい、なんだこのファンタジーな話はと思うかもしれませんが・・・笑
こんなつっこみどころ満載な話を、毎日しました。
2歳ともなると、親の話していることが子供は大概分るようになっています。息子は、おっぱいを飲みながら、腕の中で「うん」「うん」と相づちを打ちながら聞いてくれました。
息子との大切な時間。かけがえのない時間を失うのは本当にさみしくて、息子に話すたびに涙が出そうになりましたがこれも、子育ての通過点なんだと思うようにしました。
断乳方法に、乳首にからしやわさびを塗るという方法もありますが、何というか、子供との幸せな時間の一部だったおっぱいを、そんな嫌な別れ方させて欲しくないなと思っていまして。
からしやわさびを塗る前に、カットバン+チューブトップを1度試していただきたいと思います。わさびや辛子は、ぜひ最終手段として取っておいてください。
私はおっぱいを神様に返したという体なので、乳首にカットバンを貼り、白いチューブトップをつけました。
このカットバン、通気性が良くないとかぶれたりする方もいると思うので(私がそうだったのです!痒かったー!!)気をつけてください。
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そしてチューブトップ。さらしを巻くという方法もあるみたいなのですが、面倒だったのでチューブトップでやってみたら割と大丈夫でした。
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私は貧乳なので(笑)チューブトップをするといつも以上に胸がぺったんこになります。(カップは厚くない方がいいです。胸をぺったんこにすることでより一層神様に返した説を信じさせるため)ぺったんこにすることで、息子も「おっぱい神様に返した」説を信じやすかったのかもしれません。
息子は断乳の時、確かに泣いて服をめくったのですが、チューブトップから胸を触らせて「ね?おっぱい、ないなーい」と言うと、「あれ?ほんとだ・・・」という顔をしました。
お風呂に入るときも初日~5日くらいはチューブトップを付けたまま入りました。チューブトップをめくられても良いように、乳首に絆創膏を貼ったままです。
乳首に絆創膏を貼る姿が鏡に映ったとき、「自分、何してんだろう・・・」と思いましたが(笑)肌になじむ絆創膏を付けて、おっぱいが本当になくなったというのを信じ込ませました。
頭のよい子は絆創膏を剥がし似かかるのかもしれませんが、息子はそこまではせずに、チューブトップをずらしても乳首のない私の胸を見て、「ないなーい!」と言って、それ以上は騒ぎませんでした。
息子はかなりのおっぱい星人だったので、夜間だけでなく昼間も欲しがり、あげないと泣きわめきました。そんな時は抱きしめて
「○○くんが、こんなにお兄ちゃんになって、大きくなって、ママ本当に嬉しいよ。おっぱいたくさん飲んで大きくなったね。
これからは、たくさんおいしい物をママたちといっぱい食べようね!ディーバイクに乗れるくらいお兄ちゃんになったんだもんね!赤ちゃんはディーバイク乗れないもんね。いっぱい遊ぼうね!」
と、とにかく明るく言い聞かせ、テレビを見せたり、ディーバイクに乗せに家の外に出たりしました。
ママの心が一瞬でも揺らいだら、子供は敏感にそれを感じ取ると思います。なので、努めて明るく言い聞かせました。
断乳期間中は極力お昼寝をさせないようにしました。寝そうになったらテンションをあげて話しかけたり、楽しいところへ連れ出したり。寝てしまったときはいつもよりも少ない時間で起こすことを心がけました。(十分にお昼寝出来ていないので不機嫌ですが、ここは好きなお菓子やTVで乗り切りました)
以上が主な方法です。次に、断乳時の寝かしつけについてお伝えしたいと思います。
断乳するのを恐れていた最大の要因として、「寝かしつけ」がありました。
息子は、新生児の頃からどんなに揺すっても、あやしても、絶対に添い乳でしか寝てくれない子供だったのです。(産んだ産院で、「ぱいぱい星人」とあだ名を看護婦さんに付けられたほどです)
なのでいきなり断乳して、この子は一体どうなるんだろう!?と思いました。
どきどきの初日。これでもかというくらい、日中遊ばせ、夕飯を食べさせた後もディーバイクに乗せて(笑)近所を散歩し体力を消耗。お風呂に入って、おなかをいっぱいにさせるために軽食を食べさせ、水を飲ませて寝かしつけにかかりました。
もちろん、乳首には絆創膏を貼り、チューブトップをして挑みました。
やはり、初日は凄く泣き叫びましたが、ここは心を鬼にしました。抱っこして揺らすと言うよりは、ベッドに座って、息子を膝に乗せて抱きしめて、ひたすら子守歌を歌いながら自分がゆっくり揺れていたら30分くらいで寝ました。
泣きすぎて「ひっくひっく・・・」となりながら寝ている息子を見て涙が出てきました。が、おっぱい無しで初めて寝たその日は、私たちにとって大きな一歩でした。
断乳すると夜中に起きることがなくなるというのも耳にしたりしますが、断乳が成功した今でも1回は起きます。断乳した初日~1週間くらいは、やはり2.3回起きました。
その時はお茶や水を飲ませ、また抱きしめてゆらゆら。眠れないと泣いている息子に
「もう素敵なお兄ちゃんになったね。偉いね、頑張ろうね。大丈夫、寝れるよ。」と話しかけながら眠るまでゆらゆらしました。
そして1週間たった頃から、夜中に起きても水を飲んだだけで抱きしめて寝かしつけなくても、ベッドに入るとすっと眠れるようになりました。
ママの心が折れそうになるのは日中よりも、自分も眠くなる夜の断乳かと思いますが、心を鬼にしてください。授乳中も幸せな時間ですが、授乳が無くても子供との時間は幸せなものだと、断乳してから気づくことが出来ました。ぜひ、断乳を決心したら、前向きに臨んでくださいね。
いかがでしたでしょうか?
「周りの子は皆断乳できているのに、うちの子だけどうしよう」「2歳になったらもっと断乳苦労するのかな?」と心配しているママは多いと思います。
でも、いつまでもおっぱいをすっている子はいません。なので、自然卒乳を目指したいという信念があるのなら、無理に断乳する必要はないと思います。
そして、2歳になったら苦労するかなと私も強く思っていたのですが、息子の場合は無理矢理引き離すよりも、話して納得(したのかは分りませんが、話は「うん、うん」と聞いていました)して断乳した方が絶対に楽だっただろうなと思っています。
あんなにおっぱい命だった息子は、「おっぱいいる?」と聞いても「ううん」と一切欲しがらなくなりました。母としては寂しいのですが、立派に卒業してくれたなぁと感慨深くもあります。
断乳時期は人それぞれですし、この方法が効くかは個人差はもちろんあるかとは思いますが、もし、この方法が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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