男の子の七五三は、地域によっては違うようですが5歳だけ行うという地域が多いです。人生で一度きりの七五三。失敗は絶対にしたくないですよね!
男の子は七五三で着物に角帯をしめて、そのうえに袴を着用します。そして、御祝い着のメインでもある羽織には、両腕・背中・両袖の計5カ所に「五つ紋」で紋入れをします。
この羽織。親である自分たちで購入したり、義両親や実親からのプレゼントでいただいたり、ママの兄弟や、父親のお下がりを譲り受ける、レンタルをする、中古で購入する・・・なんて、様々なシチュエーションがあると思いますが、家紋はどのようにしたらいいのか、また、息子用に作る以外で調達した羽織はどのようにすれば両家に角が立たないのかもお教えしますね。
家紋は、子供の父親の実家の物を入れます。ママさんがもしこの記事をご覧になってくださっていたとしたら、義理実家の家紋です。
自分たちで購入するぶんには父親の家紋を入れて作れば良いのでトラブルにはならないと思うのですが、ここで注意が必要なのがママさんの実家がプレゼントをしてくれる場合。お嫁さんの方の実家の家紋入りの羽織をプレゼントしてしまって、両親同士がトラブルになるといったケースがよくあるので注意が必要です。
「実家がせっかく羽織をプレゼントしてくれるのだから、実家の家紋を入れたい!」と思うかもしれませんが、嫁に行ったら家紋は変わりますし、嫁いだ先の家紋を子供が受け継ぐわけなので注意が必要です。
もしママさんの実家がプレゼントしてくれる場合は、「家紋はこれだよ~」とこちらから事前に伝えておきましょう。
お下がりやレンタル、中古で購入すると、当然ながら正式な家紋は入っていません。
一生に一度のお祝いですから出来れば家紋まで気を配ってあげたいですよね。また、自分たち親は気にしなかったとしても、子供のおじいちゃんおばあちゃんが気にして小言を言われる・・・というのも良くあるパターンです。
家紋が違う羽織を着用する場合に大変役に立つのが家紋シールです。
【ネコポス便可】【家紋シール】男物 黒紋付用 黒地張紋(貼紋)6枚組【日向紋】【紋付き袴 紋付袴 紋付羽織袴】【貼り付け紋 貼り紋】
実は私も、息子のお宮参りの時に自分の兄弟の羽織を借りたので、この家紋シールを使用しました。
近くで見なければ全く分らないほど自然につきました。スタジオで写真撮影をしたのですが、アップの写真でも全然分らないです。
また、長時間の使用でなければ、生地にも全く負担はかからなかったようです。
ただし、大切な置物の上にシールを貼るわけですから、中古で購入した物ではないもの以外は貸してくれた方にシールを使用しても良いか聞きましょうね。
いかがでしたでしょうか?多くの地域が、男の子の七五三は一生に一度のものなので、絶対に良い物にしたい!とお考えだと思います。息子さんの晴れ姿、楽しみですね♪
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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