個人差のあるイヤイヤ行動ですが、ありがちな行動というのはあるものです。
目次
朝起きてパジャマからお洋服に着替えるとき、食べ物をこぼしてお着替えをしなければならなくなったとき、
汗をかいて着替えをしなければ風邪を引くようなとき。
子供は1日のうちに何回も着替えをするいきものなのですが、これがイヤイヤ行動につながることが多いです。
動きを制限されて無理やり着替えさせられることに反発したり、替えの洋服を見ただけで逃げ出す…ということはよくあること。
はたから見る分には「子供らしいなぁ~」なんてほほえましい気持ちにもなれたりしますが
これがママの立場で毎日のようにされるとママの心も折れます。
しかも出かける時間が決まっているのに泣いてイヤイヤと暴れられると、ママのストレス指数は一気に上昇しますよね。
無理やり着替えさせる
急いでいたり、イライラしているときにこそやりがちなパターンです。
激しくイヤイヤしていても、所詮子供の力ではママの力には勝てませんからね^^;
しかしこれではますます反発してさらにイヤイヤは加速し、号泣して泣き止まなくて
家を出ることが出来ない、癇癪を起してモノを投げて家の中がぐちゃぐちゃに…
なんて2次被害が起こる可能性大。(笑)
そして何よりも力づくで着替えをさせられることによって子供がより一層、
着替え=いやなもの
と認識してしまいます。
ではどうしたらいいの?
絵本を読んだり、おもちゃで遊んだり、子供の好きな方法で気分転換させてみましょう。
気分が変ったころを見計らってもう一度「お着替えしよう」と言ってみると
意外とすんなり受け入れてくれることがあります。
子供が選択できるまでになっていれば服を選んでもらいましょう。
冠婚葬祭などの日ではこの対処法は使えませんが、
その日の服装が別の洋服でも良いのであれば
たとえ子供の選んだコーディネートがおかしかったとしても良しとしましょうね。笑
大事なことは子供が「自分で選んだんだ」と思えるかどうかです。
ママは育児だけでなく、家事も毎日するもの。
そして掃除機掛はママの多くが子供の前ですると思いますが、
この掃除機掛けを子供はなぜかやりたがります。
掃除機を操縦する動きにあこがれるのでしょうか。笑
しかし家事はお母さんにとっては時間との戦いで、1秒でも早く終わらせたいもの。
(1秒でもあったら自分の時間にしたいですよね…笑)
なのに子供が「やりたい!」と言ったらあなたはどうしていますか?
このお掃除を自分もやりたいという主張は
ワマママというよりは
〝ママがしていることは何でもやってみたい!〟
という子供の前向きな気持ちからくるものなのですが
やっぱり家事は邪魔されずにさっさと終わらせてしまいたいというのがママの本音。
掃除機をかけたいと主張する子供を内心うっとおしいなと思いながら
子供の前でママがすべて掃除しておしまいにしていませんか?
そうすると子供は〝自分のやる気が認められなかった〟として
〝ママがやらせてくれない〟という気持ちになりイヤイヤ行動は激化します。
掃除機をいきなり持たせるのは危険です。
力加減の分からない子供は、家具に思いっきりぶつけたりして危ないですし、大人のようにきれいに掃除機をかけられるはずもありません。
掃除機ではなく、コロコロや、小さなハンディモップを渡し、「じゃぁテレビの下をふいてね」「机の下をふいてね」などお願いしてみましょう。
掃除機ではなく、別の方法で掃除をお願いすることで〝自分のやる気が認められた〟〝ママにお願いされた!〟
と、子供の前向きな気持ちが満たされます。
やっぱりこれか…と肩を落とすママもいるかもしれませんが(笑)
やりたがる家事、特に掃除機などは「子供と一緒にやるから時間がかかるもの」
と割り切って、一緒にやることをおすすめします。
子供の前向きな〝やってみたい〟という気持ちと、時間はかかりますが
イヤイヤ行動をされて泣いたり怒ったりされるよりも
最終的には掃除を終わらせることのできるという点では妥協してもよいと思います。
子供を前に立たせて掃除機を持たせ、ママは後ろで手を添えてサポートしてあげることで
家具にぶつけたりしてママの心がブルーになることもありませんし
「上手だね」と声掛けすることで子供の満足感を一層満たすことが出来ます。
動き回れるようになると、おむつ替えを嫌がる子は多いものです。
しかしそのままおむつを替えないでいいかというとそんなわけもなく
ママは、オムツ替えをしなければならないですよね。
おしっこでぬれたり、うんちで汚れたりしているオムツをずっと履かせていると
冷えやかぶれの原因になります。
毎回イヤイヤと逃げられたり、泣いて暴れられたりすると本当にぐったりします。
泣きわめく我が子に「じゃぁずっとそのオムツ履いていなさい!」
とキツく言いたくなってしまうところですが、
ここはママの方が過剰に反応をせずに「こういう時期なんだ」と割り切ってしまいましょう。
泣き叫ぶ子供を押さえつけて強行突破してオムツ替えをしてしまうと
オムツ替え=いやなこと
というイメージがつき、ますます抵抗してイヤイヤ行動は激化します。
子供に抵抗をされたら、一度ママの方が折れてみましょう。
ママが折れるというのはオムツ替えをしないという意味ではなく
一度子供の頭から「オムツ替え」というワードを外してあげるということです。
絵本を読んだり、積み木をしてみたり、とにかく子供の頭から
〝オムツ替えが嫌でイヤイヤした〟という記憶をなくしましょう。
絵本や積み木を立ってさせることでママはおむつ替えをスムーズに
できる体制を作ります。
絵本やオムツに気を取られているすきにオムツをさっとかえてあげて
お尻が気持ちが良いなと感じさせることが大切。
おむつ替えに対してポジティブな印象を持たせることが大切です。
我が家は教育番組を付けて意識がそちらに行ったところでサッとオムツをかえています。
少しおむつ替えでイヤイヤしなくなったら、笑顔でお歌を歌ったりして
さらに「おむつ替えは楽しいんだな」という印象を持たせると良いでしょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
comment closed