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イヤイヤ期とは?なぜ起こるのかを知って乗り越えよう!

目安時間約 8分
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愛するわが子にも大なり小なり必ず到来するイヤイヤ期。メカニズムを知って乗り越えよう!

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0歳のころは、赤ちゃんといういきものは「自分とお母さんは一緒の存在」と思っているらしいのですが(へその緒でつながっていた感覚がまだある説もあります)

10か月を過ぎると、徐々に、「あれっ?自分とお母さんて、一緒じゃない!?」と気づくんだそうです。

そこから「自分は〇〇がしたい」という自我が沸き上がり、その欲求をなんとかママに伝えようとします。

この欲求をママに伝えるという行動が、「自立」の第一歩。

イヤイヤ期は個人差はありますが、1歳代から始まり、2歳代にピークがくると言われています。

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お母さん、お父さんはこのイヤイヤ期がくると、
本当に大変だと思うことが多くなりますが、愛おしいわが子が「ちゃんと成長しているんだ」
と認識することも大事なことだと思います。

イヤイヤ期を通して、子供はいったい何を学んでいるのか?

イヤイヤ期は、自立の第一歩を踏み出した証であるということを前述しましたが、
その赤ちゃんの自立とはいったいどのようなことを指すのか?

まさか、いきなり自分で買い物に出かけたり、料理をし始めたり…というわけではありません。

1才・2才のころにイヤイヤをして親になだめられ、気持ちを立て直してもらう経験を積むことで、
自分の欲求や気持ちの表現の仕方、そして、気持ちをコントロールする方法を身に着けていきます。
コミュニケーションを学んでいるのですね。

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しかし、このイヤイヤ期に、ママが真っ向から立ち向かってしまうと心身共に疲れてしまいます。

イヤイヤ期のはじまりの頃(一般的には1才代前半)は「なんとなくイヤ」という本人もよく分からないことでも泣いたり怒ったりすることがあるので、100%理解するというのはほぼ不可能なのです。

大切なのは、自分の主張を伝えようと、子供が泣いたり怒ったりしたときに無視したり、頭ごなしに怒ったりせずに、理解しようとしているという姿勢を見せること。

その姿勢を子供が見ることで心の安定につながって、心が成長し、上手く自分の要求を相手に伝えられる子供・自分は愛される存在なんだと深層心理に根付き、人とのコミュニケーションがうまく取れる子供にそだっていくのです。

イヤイヤ期は自立の第一歩であるとお伝えしましたがイヤイヤ期で学ぶことの一つに「人生において自分の思い通りばかりにはならない」ということを学ぶということも挙げられます。

子供がイヤイヤ!と泣いたり怒って要求を表現してもママが「ダメ」と要求を通さないこともあることを学習します。

自分の要求がかなうときの喜び、かなわなかったときのくやしさ、悲しさを経験することで、その中から生活していく上で大切な多くのことを学んでいくのです。

なので感情をありのままに表現するということは非常に大切なことなのです。

では次は、このイヤイヤ期ではぐくむことのできる人間にとって大切な力と、その力を伸ばすために親が出来る対応の仕方をご紹介します。

 

人間にとって大切な力とは?

1.自己主張ができる

自分の思いを相手に伝えるというコミュニケーション能力は、将来自立して生活していくうえで欠かすことのできない大切な力です。

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自分の要求を伝えられない・自分の考えが無いという大人に育たないためにも主張できるという力は大切なのです。

親の対応の仕方

無視や、頭ごなしな否定はしないようにしましょう。イヤイヤする子供の気持ちを理解しようとする姿勢が大切です。その姿勢を見せることで、子供は親に「伝えよう」という力がはぐくまれます。

2.気持ちを言葉で表現できる

泣いたり怒ったり、床に寝そべったり…そんなイヤイヤ行動は、「自分の気持ちをなんとか相手に伝えよう」としている表現の練習のひとつです。

最初は泣いたり怒ったりだけだった子供が、ママとのコミュニケーションを通して「こんな時はこのように相手に伝えればよいのか」と、相手に伝わる「表現力」を少しずつ学んでいくのです。

親の対応の仕方

子供の気持ちを声に出して代弁してあげましょう。

「~したかったんだね!」「淋しかったんだね」など、子供の気持ちを想像して言葉にしてあげることで、ママの言葉から子供は自分の気持ちを表すことのできる言葉を学習していきます。

3.我慢ができる子になる

大きくなった時にいつでもどこでも、場所や相手のことを考えずに自分の要求ばかり押し通す子はただの自己中心的な子供です。

そうならない為にも他の人と折り合いをつけるということは、人とコミュニケーションをとる上で非常に大切になってきます。

折り合いをつけるというと難しく感じますが、ママにイヤイヤをぶつけるうちに、子供は相手にも自分とは違う気持ちや考えがあることに、少しずつ気づいていくのです。

相手の気持ちを思いやって我慢をするということが出来るのはまだまだ先ですが、イヤイヤ期にその基礎が培われます。

親の対応の仕方

気持ちは形として目にすることが出来ません。なので、ママの気持ちも言葉にして子供に伝えることが大切です。

 

4.気持ちを切り替えることができる

「イヤイヤする→思い通りにならないことを経験する→ママになだめてもらって気持ちを切り替える」
このサイクルを繰り返していくうちに、子供の心が鍛えられていきます。

そしてママになだめてもらわなくても、自分の力で気持ちを切り替えることが出来る子供に成長していきます。

親の対応の仕方

子供は気持ちの切り替え方を、ママに根気よく教えてもらうことで学習していきます。イヤイヤを毎日されると、正直うんざりしますが、根気よく気持ちを切り替えることを覚えさせてあげましょう。

5.「自分は、できる!」という自信がはぐくまれる

自分の主張が通ったり、自分のイメージ通りに物事が進むことで自信につながります。

また、さまざまなことにチャレンジしていく前向きな意欲も育ちます。

親の対応の仕方

自分でやりたい!と主張するようになったら危険なこと以外はできるだけ挑戦させてあげましょう。

「まだ無理」と親の方が決めつけてやる気を摘んでしまうのはあまりにもったいないことです。「まだ1人では無理そうだな」というときは、子供に気付かれないように手助けをしてやり、成功体験をさせてあげることで、子供の前向きな自信につながっていきます。

さいごに

イヤイヤ期って、お父さんお母さんは対応するのに本当に大変な時期です。私自身息子のイヤイヤ期は、心身共にヘトヘトになる毎日でした。

 

でも、イライラするとそれがまた子供のにイヤイヤに発展してしまったりするので、お母さん、お父さんが出来る範囲でストレス発散することが必要だと思います。一杯のコーヒーでもかまいません、1分でも「ほっ」と出来る時間を自分で意識して作っていきましょうね。

イヤイヤ期の時って歯磨きも嫌がりませんか?良かったらこの記事を参考にしてみてください^^
CHECK!>>イヤイヤ期の子供、歯磨きを嫌がる!対処方法5選

 

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