1才代イヤイヤ期の対応の仕方。少しの対応の考え方次第でママも子供も楽になる?
1才代のイヤイヤ行動は、まだそれほど自己主張が激しくないことが多いです。
しかし、はっきりと自分の気持ちを言葉にしてママに伝えることが出来ないため
「イヤイヤ」の表現が少しわかりにくい形で出てくるかもしれません。
ママの方が表情や行動で気持ちをくみ取って対応してあげることが大切です。
1才代は脳の発達が目覚ましく、意思が芽生えてイヤイヤ行動を取るのですが
まだ上手く感情を表現することが出来ないので、泣いているうちに何が原因で泣いていたのかが分からなくなってしまうことがあるのです。
なので、気持ちの切り替えに「親の手助け」が必要になってくるのです。
以下は今、子供がイヤイヤ期に突入したかどうかの簡単なチェック項目です。
目次
〇首を横に振って「イヤ」を表現する
〇顔をそむけて無視をする
〇その場から逃げようとする
〇指をさして要求をする
〇「ない」「ダメ」「いや」などの言葉を使う
〇手足をバタバタとさせて怒る
〇大声で泣きわめく
いかがでしたでしょうか?お子さんはいくつ当てはまりましたか?
全部当てはまった…というママ、お疲れ様です。(笑)
でも、たとえ一つでも、毎日お世話するママの立場からするとしんどいですよね。
そこで、ママが必要以上にしんどい思いをしないために
イヤイヤ期のかかわり方をご紹介したいと思います。
「へーそっか。いやなのね~ハイハイ~」くらいの軽い気持ちでいるように努めましょう。
イヤイヤをするのは子供の成長のあかしであるので、ある意味仕方のないことですし
どうしようもないものでもあります。
ここでママが「今のうちにしつけなきゃ!」「このままだったらどうしよう!」
と過敏になって厳しくしてしまうと、自分の感情を表現するという成長を奪うことにもなり、
なかなか収まらないイヤイヤ行動にママも苦しくなっていきます。
子供がイヤイヤと泣いたり、暴れたりしているときはママに甘えている時でもあります。
ママがやさしく抱っこして、スキンシップをはかると、子供の心が落ち着き、興奮も静まっていきます。
これって甘やかしているんじゃないの?と思ってしまうママもいると思いますが、大丈夫。
スキンシップは、甘やかしているわけではなく、気持ちを収める手助けをしていると考えてくださいね。
子供はイヤイヤを繰り返し、ママに気持ちを収める手助けを繰り返ししてもらうことで
次第に自分で気持ちをコントロールする方法を学んでいきます。
1才代のイヤイヤ期の特徴として
「眠い」「おなかがすいた」「熱い・寒い」など、生理的な不快感が引き金になることがあげられます。
これはイヤイヤ期に入って突然始まったものではなく、生まれてすぐからこのようなことが原因で泣いていましたよね。
まだその延長上にいることを忘れないようにしましょう。
生活のリズムを整え、気分よく過ごせるようにすると、いやいやの発生率は抑えられるはずです。
ママがイライラしないように、時間に余裕を持って行動することも大切ですよ。
相手に自分の気持ちを言葉で表現できない1才代は、自分でもどうして嫌なのかが分からずに
余計にイライラしてしまうことがあります。
そんなとき、ママが子供気持ちを汲み取って
「悔しかったね」「まだ遊びたかったね」「さみしかったね」など代弁することで
自分の気持ちを人に伝える方法を覚えていくことできます。
泣いていても、自分の興味のあるものや、楽しいことがあるとパッと気分を変えられる
のが子供の良いところ。「えっ、泣いていたのに次の瞬間には笑ってる!?」
とびっくりしたことのあるママも多いのではないでしょうか。
でも、まだ自分では気分の切り替えを上手にすることが出来ません。
ママが「あっちに電車を見に行こう!」「あっちにわんわんがいるよ」
など子供が興味のあることで気分を変えて、気分を変える手助けをしてあげましょう。
以上、前記事を踏まえ5つのポイントをのせましたが、一番の大切なことは実は
ママの心の安定だったりします。
ママがイライラしてしまうと、子供がさらにヒートアップ…そんな経験ありませんか?
子供は敏感にママの気持ちを感じ取ります。
最初は自分の主張を通したくてイヤイヤしていたのに、ママが感情的になって怒ったら
そちらに今度は気持ちが反応して悲しくなったりしてギャーッ!と泣いてしまったりします。
これではママはもっと大変になってしまうという悪循環。
ママは心も体もへとへとになってしまいますよね。
しかし、イヤイヤ期は長期戦で、これをすれば絶対に収まる!といった方法もありません。
たとえあったとしても、イヤイヤ期は心の大事な成長期ですから、止めてはだめなんですよね。
ママがストレスをためないように、良い意味で気楽にかまえることが大切なのです。
子供の要求をすべて受け止めていてはママの心と体は持ちません。
3割程度を聞き入れるくらいの気持ちでいましょう。
他のことで気をそらすなどして、きちんと解決するのではなく、「ふわっ」と
解消できればそれでよいのです。
「絶対にこうしなければいけない」「これくらいできなければならない」
などといった考えにとらわれないで、自分の中で子供に譲れるラインを探しながら
肩の力を抜いて、子供と接してみましょう。
comment closed