五月人形を飾る時期にさしかかってくると毎年悩むのが、
五月人形をいつ出すか?そしていつまで飾るのか?という問題。
息子のお祝い事なのは嬉しいことですが出し入れが少々面倒くさいな~と思ってしまうのも、事実・・・笑
そしてお雛様のように「しまうが遅れると何か縁起が悪いのかな」なんて考えたりもします。
今回はいつからいつまで飾るのか?また、端午の節句が過ぎ、出しっ放しにしていても問題はないのかについて解説していきたいと思います。
目次
五月人形を飾る時期。特に絶対と言った決まり事はありませんが、いくつかの説があります。
絶対にこうしなければいけない!ということではありませんので、ご自分のスケジュールなどにあわせて決めてみてください。
単語の節句も節目であるため、その前の春分の日が終わったら、節目が終わったとして飾ります。
春分の日は殆どが3月20日か3月21日で、2017年は3月の20日です。
縁起を担ぐ家だと大安の日や、友引の日を選んで飾る家もあるようです。
端午の節句の飾りの時期ですが早ければ早いほど良いという説もあります。
「先陣の誉れ」と言われ、早く陣を構えた方が有利になる「先手必勝」がとても縁起が良いとされているためです。
兜やよろいなどの内飾りは、初節句の場合特に早く飾った方が良いとされています。内飾りはあくまでも『お子さんのお守り』として飾る物なので、厄災が降りかかりやすいとされる節句の時期に備え、遅くても4月の中旬までには飾ってあげた方が良いでしょう。
こいのぼりや、かぶとやよろいなどの5月人形は端午の節句を祝うために飾るものだから、端午の節句の1週間前、4月末くらいに飾るという説。
端午の節句(5月5日)の当日や前日に慌てて出すのは厳禁とされています。
理由は「一夜飾り」になるから。
お葬式をあげる際、一晩で祭壇やら棺やらを用意して飾り付けることを連想するからなのだそう。
また、「戦陣の誉れ」という考え方からも外れてしまいますからね。余裕を持って準備をしてあげましょう!
五月人形はひな人形と違い、早くしまわなければ、結婚するのが遅くなるといった心配をする必要はありません。
忙しいお父さん、お母さんには朗報ですよね。(笑)
端午の節句の飾りは5月5日を過ぎてしまうとあまり意味のないものという考え方もあります。
なので、端午の節句が過ぎたら、飾りは早く片付けても構いません。
だいたい5月の中旬までに天気の良い日を選び、ホコリや汚れ、湿気をしっかりと取り除いてからしまうようにしましょう。
こちらも、縁起を担ぐ家は大安を選んで片付けるようですが、それよりも雨が降っていないカラッとした日にしまう方がカビなどの心配をしないですむので良いかもしれません。
五月人形は、よろいや兜など、戦国武将に関わる武器や装備品です。
戦に勝つため、相手より先に陣を構えた方が有利になり縁起も良いという理由から、
五月人形は一年中飾っておいて全く問題がありません。
お雛様は、ひな祭りが過ぎたら出来るだけ早く片付けないといけないという決まり事がありますが(いつまでも出しておくとお嫁に行くのが遅れるとされているため)
急がなくて良いというのは、忙しいママにとっては安心ですね^^
長く飾っておくなら、小さな子供に五月人形を壊されないようにケース入りにした方がいいと思いますが、やはり今の住宅環境を考えるとずっと置きっ放しにしてインテリアの一部として楽しむ・・・という方は少数派でしょうか^^;?
筆者の家も、狭いので端午の節句が終わったら片付けます~~^^;
何はともあれ、出しっ放しにしておいてもかまわないくらい、いつまででも置いておける縁起の良い人形だということですね。
いかがでしたでしょうか?飾る日を前日や当日にしてはいけないこと以外は割とアバウトに考えておいても良いと言うことが分りましたね。
ぜひ参考にして、出す時期やしまうタイミングを考えてみてください。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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